インドを撮り歩いて(36日目)

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昨晩は深夜に目が覚めてしまってからはどうにも寝付きが悪く苦労したが、気がつけば7時半。
これ以上寝ても仕方ないと起床。少し部屋で過ごした後、リクシャを拾ってアンデリー駅前へ向かう。

何か朝食をと思い、駅前のフードコートに行きかけたが、先日のパスタの失敗があるので少し駅前をうろつく。
地元の人が多く入っている店に間違いはないと言うことで、通りがかりの店に入り、Tomato onion uttapamを注文。
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じゃがいも生地の薄焼きピザという感じで、トマトとオニオンがしっかり入っている。ほんのりパクチーも効いていて美味い。
実に美味いそして安い(50Rs – 約85円)帰国直前に発見したのが少し悔やまれる。

満足な朝食を済ませた後は、いつものチャーチゲート駅への往復チケットを購入し乗車。
混雑する快速を見送り各駅停車を利用。丁度良く空いている車両に乗車できた。
ちなみに、快速電車はこんな具合だ。
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乗車口付近に座り、外へカメラを向け写真を撮る。
出入口は現地人が密集していることが多いので、貴重な機会だ。
今更だが、ムンバイのローカル列車の扉は基本開けっ放しである。
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ドアが開け放たれている為、風が心地良い。
快適な電車移動、撮るのに夢中で気が付かなかったがふと足元を見ると大きな荷物。
筒状の袋や容器が長方形のケースにぎっしりと詰まっている。
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これはまさか、ダッバーワーラー(弁当配達人)では!?
※以下、Wikipediaの該当記事より引用。
ダッバーワーラー(ヒンディー語・マラーティー語:डब्बावाला、英語:dabbawala)とは、インド西部の大都市ムンバイにおいて、家庭で調理した弁当を個別に集め、オフィスワーカーの勤務先へ届ける弁当配達ビジネスに携わる人々のことである。

ダッバーワーラーの最大の特徴は、それが高度に組織化されたビジネスとなっていることである。ムンバイでのビジネスは100年以上の歴史を持ち、現在のインドを語る上で欠かせないものとなっている。

起源は英領植民地時代に、イギリス企業で働いていたインド人の多くは、自分たちの勤務先で給されるイギリス式の食事に嫌気が差していた。単に食味が嗜好にあわないというだけでなく、ヒンズー教やイスラム教の禁忌に触れるという問題もあった。またインド特有のカースト制の問題もあり、下位のカースト出身者が作った食事を食べるのも抵抗があったため、インド人向けにインド料理を供するのも難しかった。

そのため、自宅で家族が調理した昼食を勤務先へ届けるというビジネスが始まった。現在でもダッバーワーラーの主な顧客は、ムンバイなど大都市で働くインド人のビジネスマンである。また伝統的にインド料理では金属製の食器が用いられるため、弁当箱(ダッバー)も金属製で軽量で持ち運びが容易であるため、ひとりで大量の弁当を運ぶ事が可能になっており、これにより現代まで、低料金での配達ビジネスを成立させている。

伝統的なダッバーワーラーは配達のみを行うが、最近ではカースト制による差別も次第に緩んできた事から、中身の調理まで請け負う本当の意味での「弁当屋」も出現している。

話には知っていたが、本物を見ることができ、かなりの感動。
挨拶をし、写真を撮らせてもらう。職人気質が実に格好良い。
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おっちゃんは列車の中ほど、自分は扉付近にいたのだが、「横に来い」とおっちゃん。
隣に座り少し会話すると、「お前、ヒンディーは話せないのか」と聞かれる。
インドは英語がほぼ通じるとはいえ、このおっちゃんのように観光や旅行者と触れ合うような機会の少ない人達は英語を使う機会も少ない。
お互いに不器用な英語でそれぞれの到着駅までの間、あれこれと言葉を交わしながら電車に揺られる。

しばらくして自分の目的駅に到着、おっちゃんに別れを告げ、気持ちばかりにボールペンを渡す。
今回持参した40~50本もほぼ配り終えていたが、日本製のボールペンというのは結構喜んでもらえるものなのだ。勿論国によるが。

列車を降りて振り返ると、自分の渡したボールペンを眺めつつノックを繰り返していたおっちゃんと眼が合う。
お互いに眼で挨拶をし、列車を見送った。


駅を出て歩き出す。本日も向かうは市場。
昨日の内に買い物は済ませていたが、明日の帰国を前に思ったよりルピーが余ってしまっていた。
インドルピーは原則国外の持ち出しが禁止(といっても、少額紙幣やら小銭まで使い切れるかという話ではある)されているのもあるが、再両替をする程の額でもなかったので、ある程度使いきってしまいたかった。

流石に連日通っていると、市場内の地図も頭に出来ている。
スパイスや茶、雑貨などを見て回り、昨日茶とチャイマサラを買った店で追加購入。
市場近くのフルーツ屋でストロベリーシェイクを飲んで一休憩。いちご感しっかりでかなり美味。
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買い物後はタクシーを拾い、お気に入りのカフェモンデガーへ。
早速ビールをオーダー。ビールを持ってきてくれた小太りで愛想の良い店員と少し雑談の後、
「Sir, 何か食べますか?」
「そうだなー」とメニューを眺めつつ考えていると、”Beef Seekh kebab” の文字が。
なんと、インドで牛を喰らうとはなんという背徳感・・・!国際都市ムンバイだからこそか。
「牛、食えるの?」
「Yes, Sir」
「じゃ、ビーフシークケバブで」
「(良い笑顔で)Good choice! Sir.」

しっかりスパイスの効いた牛ケバブとビール、最高だ。
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まさかのインドでの牛を食すという体験と安定のビールに大満足。
再びタクシーを拾ってチャーチゲート駅へ。チャーチゲート駅前ではダッバーワーラーの男性達が。
朝に出会ったおっちゃんをふと思い返す。
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帰宅ラッシュ前の快適な電車に乗って宿最寄りのアンデリー駅へ。駅前のフルーツ屋台で小腹を満たし、リクシャを拾う。
帰路の信号待ちで、となりのリクシャに女の子が近寄ったと思うと、扇子で中の客を仰ぎ始めた。その後で勿論チップをねだるのだろうが(笑)
西陽の当たる顔が妙に力強く、自然とカメラを構え一枚。
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宿に戻り、洗濯・シャワーなどを済ませ、一杯やりつつ写真のデータ整理。

明日はいよいよ帰国・・・といっても、宿のチェックアウトは正午でフライトは日付が変わってからなので、かなり空港での待ち時間はある。
しかし、ここで何かのトラブルは避けたいので、早めに空港に到着していようと思う。

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